Envoy proxy と consul-template を使った Fault injection を試した

モチベーション

サービスメッシュのための Side-car proxy として有名な Envoy proxy (以下 Envoy) がある。Envoy は Observability や Resiliency など便利な機能の他に、Fault Injection 機能を持つ。この Fault injection は、システム全体の可用性を向上させるためのシステム間通信の障害のエミュレートに使われるものであり、これは一般に Chaos Engineering や Resiliency Testing と呼ばれる。

OS ほんのちょっとだけ分かるための JOS

修論を書き終えたあたりから、春休みに何をするか考えていた。4月からソフトウェアエンジニアとして働き、主にインフラの仕事をする予定だったので、まとまった時間が必要かつ将来役に立ちそうなことを考えた。

ちょうどその頃に turingcomplete.fm を聞いて、OS を学びたい気持ちになった。そうして始めたのが MIT の 6.828: Operating System Engineering の授業である。JOS という xv6 ライクな小さい x86 OS のスケルトンが用意されており、必要な部分を実装していくことが課題である。シェルの動作までを完成させた後、最終課題としてパケット送受信かオリジナル機能を実装して終了ということになっている。

クックパッド株式会社に新卒入社した

全体会議の自己紹介で、普段は喋れないが酒を飲むと喋れます、そしてこれは社会人になったので克服したいと話したら、その後のウェルカムパーティーで喋れる? 酒飲んでる? と人々が話しかけてくれたので良かった。

採用学を読んだ

採用学を読んだ。この本では、採用を定義した上で、現代の日本における採用事情の考察・最近の採用手法の変化・より良い採用のための考え方などが述べられており、一読すべき価値のある本だと思う。

この記事では、一応新卒採用を経験した身として、就活時に浮かんだいくつかの疑問を、採用学を読んで上で改めて考えていく。それが正解かどうかは分からない。書き終えてみると当たり前のことを言っているようにも見える。

2017 年振り返り

去年の目標はこちら

内定者バイトの是非

僕は内定先でバイトをしているが、内定者バイトではない。

内定者かつバイトというだけで、「内定者バイト」というような特殊な身分ではない。 元々週2 / 時給1500円でバイトをはじめて、その後すぐに時給2000円になった。始めた当初は、大学のほうが結構忙しかったので、週2だけでも働けるという条件だけでかなり嬉しかった。研究が落ち着いてきた後は、週2で研究室の輪講に行き、週3でバイトをする、ようなルーチンだった。大学が忙しいときには今週はすみませんという感じで週0になっていたりかなり柔軟にやらせてもらっていたので、待遇については不満はない。

第1回 WSA 研究会に参加した

開催概要: http://websystemarchitecture.hatenablog.jp/entry/2017/12/17/133301

きっかけ

元々のきっかけは、僕が酔っ払って適当にツイートしてたら、y_uukiさんにいい感じにされてた [Twitter] ことである。y_uuki さんとは一度リモートで会ったことがあったので、じゃあ物理で会いに行こうということになっていた。それとは別に、もともと WSA 研には興味があった。その理由は主に次の2つである。

Vim + LaTeX でいい感じに修論を書く

そろそろ修論を書く季節になった。もちろん Vim と LaTeX で書くつもりだが、ページ数が多くなるとコンパイルに時間がかかって不都合なので、章ごとに分割コンパイルしたいと考えた。 分割した LaTeX ファイルを subfiles を使ってコンパイルする - Qiita が見つかったが、これまで通り Skim で 1 つのファイルをライブプレビューしたかったので、一時的な .tex ファイルを生成してコンパイルする latexmk のラッパーを書いた。

BBR: Congestion-Based Congestion Control とは

最近 TCP BBR congestion control comes to GCP – your Internet just got faster が話題になっていた.しかし,この記事を読んだ時点での自分の BBR についての知識は,「既存のものよりいい感じにしてくれる輻輳制御」ぐらいだった.これではまずいということで,BBR とはなんなのかについて,既存の輻輳制御にも触れながら,元の論文1 をメインにまとめた.自分が理解するための文書であるが,一応としての想定読者は,TCP が輻輳制御を行っていることを知っているぐらいの人である.TCP については,拙著の TCP/IP とパフォーマンス に短くまとめてあるので参照できる.

TCP/IP とパフォーマンス

この文章は、ハイパフォーマンスブラウザネットワーキングを読んで、改めて TCP/IP を自分の中で整理し、パフォーマンスに関する内容を簡単にまとめたものである。 情報通信ネットワーク特論を受講しておりタイミングが良かったという理由もある。